PDAを使うわけ

tipokart2005-06-04


もともとの私はシステム手帳派でした。それもきちんと使用したものが、一般的に敷居の高いと言われている「フランクリン手帳」です。その使い始めた当時、かなり多忙な状態だった事もあり、かなりの日々の予定、タスクを管理しなければならず、使用方法のセミナーにも何度も顔をだしたものでした。そのおかげで、目標の為に逆算して日々の予定、タスクを決定しそれを計画通りにこなす方法が身に付いていきました。そしてすべての情報は手帳に集約し分散しない。手帳は常に携帯する。いつ予定が有ったかどうか常に気にして覚えていることはストレスになるので、書いて忘れる。と言うことも実践し身につきました。


さらには、日記、メモ書き、雑学、飲食店情報、アドレス、欲しいものリスト、やりたい事リストなど、どんどんシステム手帳が自分色に染まっていくのを楽しんでいました。


しかしここに二つの落とし穴がありました。


一つ目は、何でも情報を手帳にメモしていくのでどんどん手帳が厚くなり、携帯し辛くなっていくことです。これは厚めのバインダにしたり、内容を整理したりと何とかしていました。


しかし、二つ目の落とし穴は決定的に厳しいのです。手帳に情報が集約されていて、常に携帯していればすべてのことが分かるということは、イコール、手帳を無くすと本当にすべての情報を失うという事なのです。


何度か手帳を落としてしまい、手元に帰ってくるまでの数日、上でも書いたように、予定とタスクは書いて忘れているので本当に殆ど何も覚えていません。明日の予定も分からない状態で数日過ごすのはとても不安ですし、仕事にも支障をきたします。


それからずっとどうすることも出来ずに悩んでいたときに出会ったのが、Palm(VisorPrism)でした。Palmはもともとデジタルグッズが大好きな私にはまさに「これだ!!」と思わせるものがありました。上記の落とし穴の二つをどちらもクリアーしていたからです。一つ目はデジタルの強みで、物理的サイズは変わらず、メモリの有る限り幾らでも詰め込むことができる。そして、二つ目の、すべての情報を失ってしまうという問題は、デスクトップのPCとのHotSyncで解決。たとえ壊れても無くしても、新しい機種を購入しHotSyncすれば、すべての情報が元通りになるのです。


この事がPrismの購入。そして現在に続くPalm好きに至る理由です。


かなり長くなってきたので、そのPDAの選定基準についてはまた!!