ポールtoずんどこ・・・。

 本日のウィークエンドレースは天国から地獄。しかし、自らの気持ちの弱さと肉体トレーニング不足のもたらした結果とも言えて、あまり周りには見せませんでしたが、かなり悔しいレースとなりました。


■公式練習
 おととい練習走行しているだけに、マシンのセッティングとコースへの慣れは良いものの、一ヵ月半もカート走行と筋力トレーニングを怠っていたつけで筋肉痛全開で体がボロボロ。タイムはいいものの、決勝の最後まで持たないのでは?とこの時点で弱気になる。


■TT
 前車といい間隔でコースイン。キャブ調整しつつタイムアタック開始。3週目を走った時点でトップタイムの38"033で、電光掲示板の頂上に表示される。実はかなり自信があった一番時計。しかしこの時点で体は終了。ピットに帰りたかったのだが、どの程度力を抜いて走った手もタイムが出るのかと走りつづける。かなり力を抜いて走ってもやはり冷静に走れているからか、タイムはそんなに落ちないことがわかり安心。


■予選1ヒート
 TTトップということで、初めての一番から隊列を従えてのローリングスタートにドキドキ。二番時計のH川くんに「二人で逃げようぜ」と囁きつついざスタート!!

 初のトップスタートは!!はい。失敗しました。後ろにぴったり着かれて押されたまま3コーナーへ。「赤いマシンか?!」と思えば4コーナー脱出で青いマシンに抜かれる。さらに気持ちの弱さから体が持たないし少し抑えて走ろうと思ったのがケチのつき始め。3周目には3コーナーで追突される。はっきりいって3コーナーで並んで接触とかならまだしも、真後ろから追突というのはかなり酷い。チーム員の人の話では、曲がりきれない速度で突っ込んでいたとの事。しかし何とか4位キープで走っているとオレンジボールが提示される・・・。エンジン音はおかしくなかったので、何かと思いながらピットインすると、追突のショックでチャンバースプリングが伸びてマフラーがぶらぶらになっていたと。このピットインで、見事脅威のポールtoずんどこ(ビリ)が確定。走り終わって結果を見れば、一人だけ37秒代でトップタイムなのに・・・。しかし、序盤から強い気持ちでガンガン走って危ない人がいる中段に落ちていなければ、この事故はなかったわけで、チーム員の人は我が事のように怒ってくださっていましたが、さとぴんはショックはありながらも怒る気になりませんでした。


■予選2ヒート
 さて、先ほどのポールスタートから一転。脅威の19位(ビリ)スタート。何も失うものもない位置からのスタートなのだが、最初の2周までにガンガン抜いていかないと抜くのが難しくなるため、スタートからぶっちぎりで行く事にする。スタートもばっちり!!1コーナー、2コーナーでもごぼう抜き。一気に
6、7台抜いた先の3コーナーでクラッシュ発生!!イン側によければいいのに、もともとアウト側にいた自分は、素人と同様アウトに逃げて行き場を無くす。結局ダートに落ちてスピン。何とか再スタートしたものの、もう後ろからトップが。走っているとガンガン青旗を振られる。抜かさせたもののタイム的にはほとんどトップと変わらないために、ずっと後ろにピタッとついて走る。前を抑えられて抜かせそうなこともあり、接近して走っていると警告フラッグが・・・。やっぱり駄目なのね・・・。そこからダラダラの抜かさせ16位で終了。


■決勝
 気持ちを切り替えての16位スタート。スタートもまずます。1、2周目でざくざく抜きつつ前に進む。7位まであがったところで、CRGマシンに引っかかる。速さは勝っているものの、混戦にうまいというか、プレッシャーに負けないというか、前車はほとんど抜きかけていても被せてくる。その引かない走りを知りながらも、何の策もなく1コーナーで仕掛けては失速を繰り返す。ここが抜ければ追突した本人に追いつけたのにと思うと残念だが、自分の至らなさなので次回の糧としていこうと思う。


追記)2005/11/06
何やら2台が失格になったらしく、5位に繰り上がったようです。
でもそんな5位イラネ(゚Д゚)


■ひと言
 まさに天国から地獄の一日でした。チーム員の方にも監督にもお叱りを多く受けました。次回にこんなことのないように、下の反省を次回に活かしたいと思います。また、お手伝い、応援してくれたシンポ、トムありがとう!!


◆反省点
1)まだ限界がきていないのに、限界の事を考えて走るな!!
2)気持ちで負ければ、トラブルが寄って来る。さっさと逃げろ!!
3)前車の特性に合わせたパッシングを考えて組み立てろ!!
4)前車がクラッシュしたときには素人のようにアウトに逃げるな!!