コンパクトカメラが面白くなってきた!!

 キタキタキー!!久し振りに欲しいと思うコンパクトデジカメ!!


 今までくだらない無意味な画素数競争に明け暮れていたコンデジ界にも、一丸同様、いよいよその他の機能で差別化をするモデルが登場してきた!!その中で気になるのが下の二機種。


■リコー、4コマ/秒連写のCMOS搭載モデル「CX1」

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2009/02/19/10239.html


富士フイルム、初の“スーパーCCDハニカムEXR”搭載機「FinePix F200EXR」

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2009/02/04/10122.html



リコーのCX1の気になる特徴は、
有効画素数を1,000万画素から、有効929万画素へ落としてでも、新機能てんこ盛りに出来るCMOSへ素子を変更したところ。リコー偉い!!しかもそのCMOS効果で凄い機能が盛りだくさん!!
1)一度の撮影での画像合成:一度のシャッターボタンで、複数露光して画像を合成してのダイナミックレンジの拡大(お手軽HDR)
2)マルチターゲットAF複数:の人が縦方向に並んでいても、それぞれにジャスピンの写真を7枚まで撮れるということ。要するに、写真に写った人それぞれに最適なピントで撮影をオートでしてくれるということ。凄いー!
3)フォーカスブラケット:ちょっと2)と混同しちゃいそうだけど、一つの被写体を複数のフォーカスポイントで撮影してピンボケを低減してくれる機能。これも欲しかった!!




富士のF200EXRの気になる特徴には、下の三点があるんですが、フィルム製造会社のプライドか、ネガフィルムのようにダイナミックレンジの広い自然な画質を狙ったというのが素敵な所。
1)隣接画素のビニング(画素混合)処理での、ダイナミックレンジの拡大
2)同様に画素混合での高感度での低ノイズ処理
3)フィルムシミュレーション機能


有効画素数が1,200万画素というのは、別においておいて、ちょっと大きめの1/1.6型の素子を使っているのもいい感じ。



その反面王者キヤノン様は・・・。


キヤノン、「IXY DIGITAL」「PowerShot」計8機種を発表
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2009/02/18/10214.html


各価格帯に同じような機種を満遍なく絨毯爆撃。

ふー。トヨタと一緒。「はいはい。優等生ですね。」って感じなんです。PowerShot D10の防水デジカメは気になりますね。ただしデザインが・・・。面白いのは面白いんですが、厚みがあって持ち運びとかしづらくないですかね??


ただし、売れるのはやはりキヤノンです。もうね。リコーはアホかと。ブランド力無さすぎというか、ブランディング戦略を考えている部署はクビですよ。何度シリーズの名前を変えるのかと。
Caplio」が浸透してきたかと思えば、「R」シリーズへ、Rシリーズが浸透(は、していないと思うが・・・。)してきたかと思えば、「CX」へ・・・。GX200やGRがいるから英字二文字にしたかったのだろうけど、一桁と三桁の違いも曖昧。


トヨタカローラキヤノン=イクシー。サブネームが沢山でそれはそれでわかり辛いですが、一貫して名前を守って育ててる。そういのも大切だと思いますけどね。



A:「デジカメ名に使っているの?」
B:「イクシー!」
とは、通じるけど、



A:「デジカメ名に使っているの?」
B:「R10!」


A:「デジカメ名に使っているの?」
B:「CX!!」
は、通じないでしょうが・・・。



いや、リコーのカメラ好きですよ。GR Digital使ってるし。



クラシカルな外見に、マニア向けの細かな操作までかゆいところに手が届く操作系、素晴らしいレンズ設計と凄く良いと思います。それはあくまでマニア向けな製品で、GRだ、GX200だというのは良いと思うんですが、量販機種でそれは無かろうと・・・。