中華製 ラジオスレーブ RF-602/C(RF-602TX)

カメラとストロボのシンクロには今現在、アメリカ製のラジオスレーブのMicroSyncを使っています。


今回、中国製のラジオスレーブのモニターとして、使ってみて欲しいとありがたい依頼を頂いたので、まずは開梱と動作確認編。



使用機材はこちら
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YONGNUO RF-602/C(RF-602TX)



思いの外丁寧な梱包、パッケージングで性能には関係ありませんがちょっと感激。中国製でもこんな細やかな気遣いが出来るんだなと。
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なんと送信機にも受信機側にも電池ボックスに防湿剤が入っていました。凄い!
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同梱されている機材はこんな感じ。
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実際にカメラにセットした状態はこんな感じ。送信機の電池がCR2と大きいので少し大きいですが、着けた姿も別に悪くないですね。
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大型ストロボに接続する場合は、受信機の後ろ部分へ付属のシンクロコードを接続します。(3.5mのミニPhoneプラグ形状です。)



ディップスイッチで16chの切り替えが出来るようです。自分は一台しか持っていませんが、ほかユーザーと被ることを防止するために、初期状態からチャンネルを変更して使用しています。
設定は送信機と受信機のディップスイッチを同じに合わせるだけ。(しかし、小さいので先のとがったものが必要です)
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実際にテスト発光してみましたが、ミスファイアなどの不具合は無いようです。また、受信機側にホットシューと三脚穴があることで、クリップオンストロボのシンクロに使用する場合はとっても便利ですね。ただ、受信機本体もシュー自体もプラスチックなので激しく扱った場合の耐久性はどうか分かりませんので丁寧に。また、性能には関係ありませんが、シューに送信機を取り付けておけばバラバラにならず収納できます。MicroSyncは送信機がコンパクトすぎてたまに忘れそうになるので(^^; 、うっかりを防止するのにちょっとしたことですが便利ですね。




実際に撮影してMicroSyncと比較してみましたが、なんと中国製のが受信範囲が広いようです。至近距離での話ですが、MicroSyncは取り付けたカメラの下に受信機があると、電波をキャッチ出来ていないようでした。(ただし自分のMicroSyncは送信機の接触に問題があるようで取り付けによっては発光しないことがありますので個体差かもしれません…。)



さらに二つを同時に使用しようと、いろいろ接続方法を試してみたのですが、フロントのPCプラグにケーブルをつなぐと、電波の発信がバイパスされるのか、ケーブル優先になり無線シンクロしませんでした。
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二台同時に使用することが出来ましたが、接続方法がおよそ実践使用出来る状態ではありません(^^;
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どちらも信号が出ればさらに使い勝手が良くなると思うんですが、ケーブル繋いでいるんだから、電波の発信はいらないでしょ?という、電池をセーブする為の仕様なのかもしれませんね。



ちょっと野外でも試してみました。二機種の電波の到達性能はどうでしょうか。これはまた後日アップします。


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今回モニタ提供してくださったのは、上海で活躍中の写真家の海原さんで、
海原さんのBlogにある照明機材は
同等のものを日本で買うよりかなりリーズナブルに購入できます。

興味があれば、連絡してみてください。連絡はここからのメールで。

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