写真展巡り3:写真新世紀2008

土曜の写真展巡り第三弾。


写真新世紀展を見て、つくづく思ったのは、自分は保守的だと言うこと。


実験的なもの、女性が彼氏をとり続けたもの(二人いたが、ハッピーな雰囲気のモノクロのは良かった。)、写真を変にいじったもの(顔をぐりぐりと線で潰した物があった)などは、本当に嫌いです。


もちろん彼氏を撮り続けた写真でも、きちんと写真として成り立っているものはいいのだけれど、「彼氏を撮り続けた」というコンセプト「のみ」が評価されているものが好きでは無いです。


それと同様に「友人のヌードを撮った」というコンセプトが表だったグランプリも好きではないです。(アクリルに入れて一列に縦方向の展示方法などは面白かったけど)


写真とは、コンセプト(オリジナリティ)と写真としてのテクニック(撮影技法だけのことではなく、見せ方)が揃って素晴らしい写真だと思うのですよね…。


先に見た、アフリカ展のような、強烈な被写体、コンセプトに負けないプリント、展示の作品が好き本当に好きですね。


コンセプトは良い。でもそれにおんぶだっこで、ノイズだらけ、用紙にも、ブックにも気を使わない。それってどうなのかなと。


まぁ、そんなことを頭でっかちでグダグダ言ってるばかりだから、自分の写真が進まないのかもしれませんが、自分の道がちょっと見えた気がする一日になりました。